Amazonで売られてる安いユニバーサル基板の品質について
アマゾンでユニバーサル基板25枚セットが575円で売られており、一枚当たり23円です。 秋月ではほぼ同じサイズの基板は60円で売られています(いわゆるC基板)。そう考えると破格です。
安いのはいいけど、品質はどうなの?と思って、実際に買ってみました。
注文したら、翌々日くらいに届きました。アマゾンマケプレにありがちな深センからの発送ではなく日本国内からの発送のため、結構早いです。 封筒に入って届きました。緩衝材はありませんでしたが、かなり強い衝撃が加わらない限り割れたりはしないと思います。
こんな感じ。
昔ながらのベーク基板です。
ランドは、かなりずれています。
たまに、穴が一つ余分に開いているものがあります。
秋月C基板(紙フェノール)との比較です。 秋月C基板は綺麗な色をしています。アマゾン基板は茶色い。素材が違うから当たり前だけど。 秋月のほうがあきらかに高品質です。
アマゾン基板はランドの切りくずや、基板を切ったときのバリがかなり残っています。 また、変なにおいがします。気になる方は避けたほうがいいかもしれない。
各列に数字とアルファベットが振られており、便利です。
薄手です。
穴の位置がかなりずれており、ICやピンヘッダなどはささりにくい場合もあるかと思います。
ベークで薄いため曲がりやすい。
切りやすいです。Pカッターで切ることができます。
半田のノリは普通です。 秋月の銅箔仕上げな基板と比べても遜色ありません。 ランドははがれやすいです。
品質は悪いですが、とても安いのでちょっとしたものを作るのに便利な基板だと思いました。